昨日はゼミの飲み会だった。
その後2次会でボーリング、3次会で徹夜カラオケというフルコースを味わって現在に至っている。



飲み会にて、前回のようなことにはなるまいと幾分気合を入れて臨んだものの、始まって早々会話に加わる気がゼロになる。
話題といえば夏祭りやら花火大会がどうの、血液型がどうの、色恋沙汰がどうの。


「うわぁー、どうでもいいー」


そう思いながらひたすら酒を飲み、枝豆を食い続けるおれ。



ほげーっとテーブルの隅で酒を流し込みながら宙を見つめ、
「さ、帰ろうかな」
と、言うか言わないかというときに「席がえタイム」となる。
席を変えた後は、先生を含めたメンツと「先生の過去の留学体験」→「海外放浪について」→「アメリカ人の外国での態度について」→「ブッシュ政権批判」という流れの話題で盛り上がり、水を得た魚の如く会話しまくっているおれがいた。


「ブッシュは最悪。マジで最悪。」


先生とはこういう見解で一致し、あぁだこうだと話し合い、帰宅の意向も辞さないと思われた飲み会は一転して楽しい場となっていた。




なんつーか、あえて言わせてもらうと、一般的な大学生の飲み会のノリがとてもうざい。
「花火大会に行くか行かないか」とか「血液型の当てあい」について本気で、目を血走らせて語っているような子達とは一生わかり合えないと思う。
そんな価値観の違いを身をもって感じた日であった。




2次会のボーリングでは、「めんどくさいので、なるべく目立たないようにしたい」という欲求を満たすために、とても地味なスコアを出すのが目的だった。
途中までうまいことその目的に見合う「中の下」ほどのスコアを記録していたのだが、最後の最後に「4回連続ストライク」という、おれの人生において未だかつてない記録を打ち立ててしまい、軽く「あれ?この人本気?」的な注目を浴びてしまったのが心残りだった。
よいスコアが出て嬉しかったことは嬉しかったんだけどそういう記録は連れ同士の「本気ボーリング大会」で出てほしかった。




3次会の徹夜カラオケでは、夜12時から朝6時まで、男のみで敢行された。
午前4時以降は、「歌う」というより「叫ぶ・がなる・そして踊る」という状態になり、最終的には「曲間に何の脈略もなく淫猥な単語を絶叫する馬鹿大学生たち」という状態になっていた。




というわけで疲れた。
まぁ色々あったが、楽しかったのでよしとする。