THE MUSIC

ザ・ミュージックの2ndアルバムを「おかちんが賞賛していた」という理由でますます聴く気が無くなっていく今日この頃。



1stのときは「イギリスとか日本じゃ売れてるけど、アメリカではイマイチだった」というザ・ミュージック。
そんな現実が今作の内容に影響してるんじゃないの?
そんなことすら考えてしまう。



普通にブレンダン・オブライエンの起用が疑問。
個人的に、すごくこのバンドにミスマッチだと思う。
これ見よがしにあからさまなアレンジとかには閉口する。
別にアメリカの価値観に歩み寄る必要なんて無かったと思うのに。



なんていうか「謎のグルーヴ」みたいな、よくわかんないけどすごいうねってるグルーヴがこのバンドの魅力だと思ってた。
「なんじゃこりゃあ、でもなんかスゲェ」っていう。
それが今回は全て白日の下に晒されて、輪郭から形まですっかり見えちゃってて。
謎めいてたものが、ハッキリ鮮明になってしまった。
なんつーか、つまらなくなったよ。



すごく聴き易くなったし、1stがダメだったけどもこれならいけるという人も多いようだ。
でも、「なんじゃこりゃ でもスゲェ」っていう感覚、これは大事だと思う。
ここは譲れない。



すごく期待してたバンドだっただけに残念ですわ。




とか言いつつ来日ツアーにはちゃっかり参加する。