「発売日明日だけど、ねぇかなぁー」と、期待してぷらっとレコード屋に行ってみると、ありましたよ、ZAZEN BOYSⅡが。
即購入。



一回流し聴きしたのみだけど、まぁ、1stんときと同じく堂々と期待を裏切ってくれる。
第一声は「なんじゃこりゃ。ギャハハ」という感じ。



だいぶ遊んでる音。
冒頭のへっぽこテクノみたいなのから、謎のPOP TUNE仕様の曲やら、ハードコアなヒップホップを連想させるのやら、激情の歌モノやら。
それらが向井秀徳ワールドを構成する手段として使われてる。
あくまで諸行無常は繰り返してるし、性的衝動は蘇り続ける。


あと、音圧が増した。
MATSURIじゃない他のスタジオで録音したためか全体的に音が良くなったし、シーケンサー使ったり、コーラス(椎名林檎らしい)入れたり、鍵盤らしき音が聞こえてきたり、と。


前作はほとんどバンドサウンドのみのソリッドな印象だったが、今回は余裕が出て色々と試みた結果がこの豊潤な音なのかなー、などと思ったりする。
一言で言えばPOPになって、ある意味では聞きやすくなった(のかもしれない)。



それと、全編を通して踊れるグルーヴが多い。
ダンスダンス。向井ダンス。