栄にある焼肉食べ放題の店に連れと3人で行く。
空腹のあまり肉を胃に詰め込みまくる。
飲み放題もついてるのでビールも流し込む。




1時間も経たずに限界が来る。
こう、イメージでは胃の形そのままに肉がぱんぱんに詰まっているかのような感じ。


「もう食えねぇ」


箸を止めて周りを見渡すと一緒に行った奴らも同じような様子だ。
それは、少年から大人に成熟した感覚をおれに与えた。
高校生のころは、これの2倍くらいは食えた気がするのに。
当時、皆の残したものまで食っていたことから「廃棄物処理場」の異名を与えられたおれも、今は、こんなもん。



人間とは年をとるのだな、と実感したのだった。
焼肉食べ放題で。